新社会人SEの成長物語 <上京一年目>

今年から新社会人になった23才の男です。アウトプットが苦手な自分がブログを書くことによって、一人の人間として成長していく過程をみていただけたらと思います。コメントやアドバイスも遠慮なくお願いします。

新卒SEとして感じること

あと二週間で2018年も終わりを迎えようとしている。

そして私もSEとしての一年が終わろうとしている。

 

大学時代、就活は一般的な就活生と比べれば多くの時間をかけたと思う。

ベンチャー企業、大企業、営業、そしてSEと幅広く見てきた。

選択肢を最大限に広げたうえでSEという職種を選んだわけだが、今SEという職種に満足はしていない。

就職前、SEはお客さんシステムの調整をしつつ、それなりに技術的な部分も努力次第で身に付けられるものと思っていた。しかし、私が配属された部署が銀行系でレガシーな技術を扱っているからという理由もあるが、予想以上に技術的な知識を身に付ける時間がない。

どちらかと言えば、プログラミングなどの技術的な部分はパートナー会社に任せ、できた成果物のレビューをし、お客さんに報告し・・・など技術者とお客さんとの橋渡しになっている。学んだ知識は開発しているシステム固有の仕組みくらいだ。一般的なITの技術については何一つ自らの手で学べてない。このことに私はすごく恐怖を感じている。そもそも技術者とお客さんとの橋渡し役(仲介役的なポジション)は必要なのだろうか。将来的に、このSierというビジネスモデルは消滅していくのではないかとなんとなく感じる。

 

世の中的にはAI、IoT、ブロックチェーンなど新しい時代がやってくると言われている。いずれこのIT業界にも大きな変革が訪れるのだろう。そう考えた時に、時代を作る側と、待つ側、どちらの立場で人生を生きたいか考えた。一度きりの人生なら、時代を作る側に立ちたいとそう思った。

 

今の仕事はあと10年は大丈夫であるが、その先はどうなるか分からない。そもそも分かったとしても、今の自分の環境ではどうすることもできないような気もする。環境を変えなければ。

職場の先輩方はとても優しい。だが、彼らはITの技術革命をさほど気にしてはないと思われる。それは、定年まで逃げ切れると思っているからか、今から新技術を学んでもと諦めているからかは分からない。ただ、自分はこれから残り30年をこの業界で生きていくと考えた場合に、チャンスを見つけ、飛び込む勇気が必要であろう。

モチベーションが高く、やる気に満ち溢れている若き時代を絶対に無駄にしたくない!