頭のいい説明の型とは
私が新社会人のSEとして困っていること。
それはコミュニケーション能力です。
今回はコミュニケーションの中でも、相手に物事を説明するという観点からある一冊の本を紹介したいと思います。
今回紹介する本はこちらです。
その名も「東大院生が開発する!頭のいい説明は型で決まる」
東大生と聞いただけで注目度抜群のこの本。
筆者は元駿台予備校No1のカリスマ講師の方で、ある型に当てはめて説明することで相手の理解度は全く変わってくると述べています。
その説明の型をご紹介しましょう。
■説明の「IKPOLET法」
謎の英単語が並んでいて、「何だこれは?」と思ったことでしょう。
この英単語はあるアルファベットの頭文字をつなげたものになります。
I・・・興味を引く(Interest)
K・・・聞き手の持っている知識や認識にアクセスする(Knowledge)
P・・・目的を示す(Purpose)
O・・・大枠を見せる(Outline)
L・・・つなげる(Link)
E・・・具体化・事例・証拠(Embodiment、Example、Evidence)
T・・・転移(Transfer)
この一連のステップのことを「IKPOLET法」と呼んでいます。この一連のステップを踏むことで、説明が圧倒的に分かりやすくなると筆者は述べています。
各ステップの詳しい中身については本を読んで知っていただきたいのですが、私なりにこの本を読んで学んだことをアウトプットさせていただきます。
■アウトプットのお時間
「IKPOLET法」という7つのステップを組み合わせて説明をすることができれば確かに強力な説明ができるでしょう。
しかし、人間は一度に3つのことまでしか意識できない生き物であると言われています。つまり、普通の人間にはこの7つのステップを普段から意識して使い分けるということは容易ではありません。
この中のいくつかの手法を常日頃から意識して、それを用いてアウトプットしていくこと。地道に体に刷り込んでいくのが良いのではないでしょうか。(さっそく私も実践中。。。)
この本は約250ページほどの分量とはなりますが、テクニックの本質的な部分は「相手の立場になること」。これに尽きると思います。
どのテクニックも裏を返してみれば、結局は相手の立場に立って考えてみれば当たり前のことなんです。文中に「初めに目的をきちんと示せば、目の前でやっている手段の本質的な価値が伝わる」という記述があります。これは相手の立場になって考えてみれば容易に分かることです。例えば、急にパソコンのデータをすべて消して、と言われてもピンときませんが、パソコンを廃棄するから個人データをすべて消してと言われれば納得できるでしょう。
このように相手が聞いたらどう感じるか、どう考えるかを推測することが大切なのだと新ためて実感しました。仕事にもこれは応用できると思います。お客様から見たら、突っ込みたくなる箇所はどこなのか。この視点を持てるかどうか。これが今後の私の成長に関わってくるのではないでしょうか。
皆さんもぜひ説明の型って何だろう?と疑問に思いましたら、この一冊を読んで何かしらの学びを得ていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回!!!!!
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