新社会人SEの成長物語 <上京一年目>

今年から新社会人になった23才の男です。アウトプットが苦手な自分がブログを書くことによって、一人の人間として成長していく過程をみていただけたらと思います。コメントやアドバイスも遠慮なくお願いします。

新社会人として、SEとしての成長。そして圧倒的成長に向けて。

新社会人として今月で9か月目を迎えました。

この9か月で私はどれくらい成長できたのだろうかと自分自身に疑問を投げかけている今日この頃。

 

そもそも私にとっての成長の定義とは何だろうか?

私にとっての成長を定義するのならばシンプルに言うと

「できなかったことができるようななること」

「分からなかったことが分かるようになったこと」

この一言に尽きる。

 

例えば、SEの仕事で例えると、

お客様との電話対応ができるようになったこと、

会議資料を社内ルールに乗っ取って作成できるようになったこと、

理解できなかったシステムの仕組みについて理解できるようになったこと、

などなどがなんとなく頭に思い浮かぶ。

 

ごく一般的な話ではあると思うが、私にとっては確かに成長と呼べるものではあったと思う。

 

しかし、私はこの一年で圧倒的成長を遂げたいと思っていた。

自分の中での圧倒的成長の定義とは、普通の人が3年かけて身に付けるものを

1年で身に付けることであった。

要は人の3倍量の知識、経験を身に付けようと思っていたのだ。

 

しかし、現実はごく普通の一般社会人と何ら変わりはない一年であった。

自分のやり方が悪かったのか、環境が合わなかったのか、

仕事自体が向いていないのか。

たくさん言い訳は浮かんでくる。

 

理想の自分は仕事がバリバリできて、人から頼られ、新しいことにガンガン挑戦していく自分であった。でも今は、その理想像とはかけ離れ、言われたことが確実にこなせない、説明が下手くそ、思ったことが人に伝えられない・・・・など正反対の場所に位置している気がする。

いつしか辞めたい、ほかの場所でなら活躍できる、環境が悪いなどマイナスなことばかり考えてしまっていた。

これが自分の圧倒的成長を阻めてしまったのだと思う。

 

仕事に対してのモチベーションは正直同期の誰にも負けないくらいあると思っている。

その思いと結果がつながってこないのだ。マイナス思考ばかり頭を駆け巡る。分かっていてもやめられない。

ここで最近気づいたことがある。それは、人間の感情はコントロールできないということだ。例えば、仕事を楽しもうと思うことはできるかもしれないが、心から楽しいと思うことはできない。感情を作り出すことはできないのだ。

 

そこで私は最近自分の中でルールを考えた。

それが二つある。

・マイナスな感情、考え、思いは5秒で切り捨てる

・深く物事を考えすぎない

マイナスな感情、考え、思いは5秒で切り捨てる

言葉の通り、頭に思い浮かんだ瞬間5秒後にスパッと考えを切り捨てるのである。

なぜならマイナスな感情、考え、思いは貯めれば貯めるだけ悪い方向に物事を運んでしまうからである。負の感情で成功したことはあるだろうか。私の人生を振り返ってみるとそんなことは一度もなかったと思う。むしろ、成功イメージを持ち続けることで最終的に成功を手にすることができたと思う。

そのためには5秒で切り捨てること。この決断ができことだと思う。

 

深く物事を考えすぎない

社会人になって物事を深く考察するようになった。なぜ、なぜと物事に対して問いたりり、どんな理由からある物事を証明できるのか、どんな順番で話せば相手に伝わるのかなどなど考え考え考え尽くしている。

しかし、これが逆効果になっていたのだ。行動する前に考える、発言する前に考える、一見よさそうな行動に見えるがこれによって積極性、スピード感が失われていたのだ。

これは周りに言われて気づいたことであった。口数が少なくなった、控えめな行動をとるようになった、ガツガツさがなくなった。これは全て考えすぎから起こっていたことであった。

考えるべきところとすぐ行動すべきこと、この分別をすることが必要なのだと思う。このバランス感覚を養っていければと今は思っている。

 

とりあえず、今後はこの二つのルールに気を付けて生活して、成果を報告していきたいと思う。