新社会人SEの成長物語 <上京一年目>

今年から新社会人になった23才の男です。アウトプットが苦手な自分がブログを書くことによって、一人の人間として成長していく過程をみていただけたらと思います。コメントやアドバイスも遠慮なくお願いします。

SEという職を通して身に付けたいスキル

自分がSEとしての適性があるのかどうかはさておき、SEという職種だからこそ身に付けられるスキルもある。

 

・事象に対する説明能力

先輩社員を見ていて感じること。それはある事象に対しての説明能力が抜群に高いことだ。話し方、説明の順序、語彙の選択など参考になることがたくさんある。これはお客様に説明の機会が多いことが影響しているのだと思う。

これは今の私に圧倒的に足りていない能力である。相手がいて、コミュニケーションは成り立つということをつい忘れてしまう。要は一人で突っ走って話してしまう癖があるのだ。ここに関しては普段の先輩方の振る舞いから盗んでやろうと思っている。

 

・問題分析力

SEはシステムで問題が発生したときに、何が分かれば解決するのか、真の原因は何なのか、何を基準に方針を定めれば良いのかなど、問題分析に対する能力が高いと思っている。

もちろん経験値の差もあるだろうが、自分が見てきた社会人の中では、問題分析のレベルが高いと感じる。先輩を参考に、どう物事に対して解決策を図っていけばよいのか、分析手法について会得できればと頑張っている。

 

この2点をまずはこの職種で身に付けたい。

どこの会社でも使える能力であり、かつSEだからこそレベルの高いスキルとして学ぶことができるのだと感じているこの2点を最大限のレベルまで高めるために、日々反省とそれを踏まえてのアウトプットを繰り返すことを己の課題としたい。

新卒SEとして感じること

あと二週間で2018年も終わりを迎えようとしている。

そして私もSEとしての一年が終わろうとしている。

 

大学時代、就活は一般的な就活生と比べれば多くの時間をかけたと思う。

ベンチャー企業、大企業、営業、そしてSEと幅広く見てきた。

選択肢を最大限に広げたうえでSEという職種を選んだわけだが、今SEという職種に満足はしていない。

就職前、SEはお客さんシステムの調整をしつつ、それなりに技術的な部分も努力次第で身に付けられるものと思っていた。しかし、私が配属された部署が銀行系でレガシーな技術を扱っているからという理由もあるが、予想以上に技術的な知識を身に付ける時間がない。

どちらかと言えば、プログラミングなどの技術的な部分はパートナー会社に任せ、できた成果物のレビューをし、お客さんに報告し・・・など技術者とお客さんとの橋渡しになっている。学んだ知識は開発しているシステム固有の仕組みくらいだ。一般的なITの技術については何一つ自らの手で学べてない。このことに私はすごく恐怖を感じている。そもそも技術者とお客さんとの橋渡し役(仲介役的なポジション)は必要なのだろうか。将来的に、このSierというビジネスモデルは消滅していくのではないかとなんとなく感じる。

 

世の中的にはAI、IoT、ブロックチェーンなど新しい時代がやってくると言われている。いずれこのIT業界にも大きな変革が訪れるのだろう。そう考えた時に、時代を作る側と、待つ側、どちらの立場で人生を生きたいか考えた。一度きりの人生なら、時代を作る側に立ちたいとそう思った。

 

今の仕事はあと10年は大丈夫であるが、その先はどうなるか分からない。そもそも分かったとしても、今の自分の環境ではどうすることもできないような気もする。環境を変えなければ。

職場の先輩方はとても優しい。だが、彼らはITの技術革命をさほど気にしてはないと思われる。それは、定年まで逃げ切れると思っているからか、今から新技術を学んでもと諦めているからかは分からない。ただ、自分はこれから残り30年をこの業界で生きていくと考えた場合に、チャンスを見つけ、飛び込む勇気が必要であろう。

モチベーションが高く、やる気に満ち溢れている若き時代を絶対に無駄にしたくない!

新社会人として、SEとしての成長。そして圧倒的成長に向けて。

新社会人として今月で9か月目を迎えました。

この9か月で私はどれくらい成長できたのだろうかと自分自身に疑問を投げかけている今日この頃。

 

そもそも私にとっての成長の定義とは何だろうか?

私にとっての成長を定義するのならばシンプルに言うと

「できなかったことができるようななること」

「分からなかったことが分かるようになったこと」

この一言に尽きる。

 

例えば、SEの仕事で例えると、

お客様との電話対応ができるようになったこと、

会議資料を社内ルールに乗っ取って作成できるようになったこと、

理解できなかったシステムの仕組みについて理解できるようになったこと、

などなどがなんとなく頭に思い浮かぶ。

 

ごく一般的な話ではあると思うが、私にとっては確かに成長と呼べるものではあったと思う。

 

しかし、私はこの一年で圧倒的成長を遂げたいと思っていた。

自分の中での圧倒的成長の定義とは、普通の人が3年かけて身に付けるものを

1年で身に付けることであった。

要は人の3倍量の知識、経験を身に付けようと思っていたのだ。

 

しかし、現実はごく普通の一般社会人と何ら変わりはない一年であった。

自分のやり方が悪かったのか、環境が合わなかったのか、

仕事自体が向いていないのか。

たくさん言い訳は浮かんでくる。

 

理想の自分は仕事がバリバリできて、人から頼られ、新しいことにガンガン挑戦していく自分であった。でも今は、その理想像とはかけ離れ、言われたことが確実にこなせない、説明が下手くそ、思ったことが人に伝えられない・・・・など正反対の場所に位置している気がする。

いつしか辞めたい、ほかの場所でなら活躍できる、環境が悪いなどマイナスなことばかり考えてしまっていた。

これが自分の圧倒的成長を阻めてしまったのだと思う。

 

仕事に対してのモチベーションは正直同期の誰にも負けないくらいあると思っている。

その思いと結果がつながってこないのだ。マイナス思考ばかり頭を駆け巡る。分かっていてもやめられない。

ここで最近気づいたことがある。それは、人間の感情はコントロールできないということだ。例えば、仕事を楽しもうと思うことはできるかもしれないが、心から楽しいと思うことはできない。感情を作り出すことはできないのだ。

 

そこで私は最近自分の中でルールを考えた。

それが二つある。

・マイナスな感情、考え、思いは5秒で切り捨てる

・深く物事を考えすぎない

マイナスな感情、考え、思いは5秒で切り捨てる

言葉の通り、頭に思い浮かんだ瞬間5秒後にスパッと考えを切り捨てるのである。

なぜならマイナスな感情、考え、思いは貯めれば貯めるだけ悪い方向に物事を運んでしまうからである。負の感情で成功したことはあるだろうか。私の人生を振り返ってみるとそんなことは一度もなかったと思う。むしろ、成功イメージを持ち続けることで最終的に成功を手にすることができたと思う。

そのためには5秒で切り捨てること。この決断ができことだと思う。

 

深く物事を考えすぎない

社会人になって物事を深く考察するようになった。なぜ、なぜと物事に対して問いたりり、どんな理由からある物事を証明できるのか、どんな順番で話せば相手に伝わるのかなどなど考え考え考え尽くしている。

しかし、これが逆効果になっていたのだ。行動する前に考える、発言する前に考える、一見よさそうな行動に見えるがこれによって積極性、スピード感が失われていたのだ。

これは周りに言われて気づいたことであった。口数が少なくなった、控えめな行動をとるようになった、ガツガツさがなくなった。これは全て考えすぎから起こっていたことであった。

考えるべきところとすぐ行動すべきこと、この分別をすることが必要なのだと思う。このバランス感覚を養っていければと今は思っている。

 

とりあえず、今後はこの二つのルールに気を付けて生活して、成果を報告していきたいと思う。

頭のいい説明の型とは

私が新社会人のSEとして困っていること。

それはコミュニケーション能力です。

 

今回はコミュニケーションの中でも相手に物事を説明するという観点からある一冊の本を紹介したいと思います。

 

今回紹介する本はこちらです。

 

 

東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる

 

 その名も「東大院生が開発する!頭のいい説明は型で決まる」

東大生と聞いただけで注目度抜群のこの本。

 

筆者は駿台予備校No1のカリスマ講師の方で、ある型に当てはめて説明することで相手の理解度は全く変わってくると述べています。

その説明の型をご紹介しましょう。

 

■説明の「IKPOLET法」

謎の英単語が並んでいて、「何だこれは?」と思ったことでしょう。

この英単語はあるアルファベットの頭文字をつなげたものになります。

 

I・・・興味を引く(Interest)

K・・・聞き手の持っている知識や認識にアクセスする(Knowledge)

P・・・目的を示す(Purpose)

O・・・大枠を見せる(Outline)

L・・・つなげる(Link)

E・・・具体化・事例・証拠(Embodiment、Example、Evidence)

T・・・転移(Transfer)

 

この一連のステップのことを「IKPOLET法」と呼んでいます。この一連のステップを踏むことで、説明が圧倒的に分かりやすくなると筆者は述べています。

各ステップの詳しい中身については本を読んで知っていただきたいのですが、私なりにこの本を読んで学んだことをアウトプットさせていただきます。

 

■アウトプットのお時間

「IKPOLET法」という7つのステップを組み合わせて説明をすることができれば確かに強力な説明ができるでしょう。

しかし、人間は一度に3つのことまでしか意識できない生き物であると言われています。つまり、普通の人間にはこの7つのステップを普段から意識して使い分けるということは容易ではありません。

この中のいくつかの手法を常日頃から意識して、それを用いてアウトプットしていくこと。地道に体に刷り込んでいくのが良いのではないでしょうか。(さっそく私も実践中。。。)

 

この本は約250ページほどの分量とはなりますが、テクニックの本質的な部分は「相手の立場になること」。これに尽きると思います。

どのテクニックも裏を返してみれば、結局は相手の立場に立って考えてみれば当たり前のことなんです。文中に「初めに目的をきちんと示せば、目の前でやっている手段の本質的な価値が伝わる」という記述があります。これは相手の立場になって考えてみれば容易に分かることです。例えば、急にパソコンのデータをすべて消して、と言われてもピンときませんが、パソコンを廃棄するから個人データをすべて消してと言われれば納得できるでしょう。

このように相手が聞いたらどう感じるか、どう考えるかを推測することが大切なのだと新ためて実感しました。仕事にもこれは応用できると思います。お客様から見たら、突っ込みたくなる箇所はどこなのか。この視点を持てるかどうか。これが今後の私の成長に関わってくるのではないでしょうか。

 

皆さんもぜひ説明の型って何だろう?と疑問に思いましたら、この一冊を読んで何かしらの学びを得ていただければと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回!!!!!

 

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IT企業一年目の新社会人プロフィール

                                 


初めまして、ブログをご覧いただきましてありがとうございます。 

私は2018年4月から上京して某IT企業でSEとして働いています。まずは簡単に自分の経歴を紹介させて下さい。

生まれてから高校卒業までは東北地方のド田舎に住んでいました。遊ぶ場所も少なかったため、部活(テニス)と勉強に励み、部活では部長、学校では学級委員なども任される真面目な男の子であったと思います。真面目ではありましたが、たまに悪ふざけをして、先生をいじりすぎて怒られることはよくありました(笑)

大学からは北陸の地方大学の情報系の学科に入学することになり、一人暮らしを始めました。一人で生活はできるか、友達ができるか、バイトは何をしようか…など期待と不安が入り交じった入学式であったと記憶しています。四年間住んで、結果的には一人暮らしが大好きになり、友達もたくさんでき、バイト先にも恵まれと楽しい学生時代が送れました。(大学時代についてはいづれ詳しくお話ししたい)

就活は大学3年の7月のインターンから始めました。当初は情報系だからIT企業という枠には囚われることなく、営業や事務などあらゆる職種に目を向けていました。また、大手企業だけではなく、中小企業(ベンチャー系)の企業にも目を向け就職活動をしており、かなり就職先の選択肢を広げる努力をしていました。
結果的には、あらゆる仕事の中からSEという仕事を選びました。選び方としては、あらゆる選択肢の中から後悔が一番少ない選択肢を選び、それがSEだったというわけです。どちらかというと、マイナス思考な考え方かもしれませんが、当時やりたいことが明確になかった私にとっては最善の選択であったとは思っております。

そして現在SEとして社会に出て働いてるわけなのですが、日々苦悩の連続です。悩みはたくさんありますが、社会人となって一番困っていることがコミュニケーション能力です。これがあらゆる社会人生活での悩みの大元だと思っています。
これを改善するために、私はブログを一つのツールとして利用していきたいと思っています。

また、私はこのブログを通して自分の思う仕事、人生、生き方に対する考え方であったり、時には休日の出来事や過去の出来事を振り返ったりと色んなことを発信していきたいと思います。

どうかこれから始まる私の成長物語に少しでもお付き合いいただければと思います。